インプラントの治療後
こんな違和感が残る方、
ご相談ください

- インプラントが定着しない
- 噛み合わせがしっくりこない
- 前より見た目が悪くなった感じがする
「オールオン4やインプラント治療をすれば一生使える歯になる」と思っている患者さんがいらっしゃいます。でもこの考えは安易すぎます。治療だけでは不十分なのです。
たしかにインプラントには、しっかり噛めて見た目もよくする効果があります。しかし、この状態を長く続けるには、適切なセルフケアや歯科医院のサポートによるメンテナンスが必要なのです。
もしインプラントの治療後に何らかの違和感があれば、放置せずにすぐに歯科医院に相談してください。違和感を放置しておくと、お口の中に炎症や変形などが発生して、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
インプラントの治療後に起こりやすいトラブルの事例について、説明します。
治療後、インプラントがしっかり定着せずグラグラし、最悪の場合、外れてしまうケースがあります。
このようなケースについては、治療を行った「歯科医院側に原因がある場合」と、「患者さん側に原因がある場合」の2通りが考えられます。
■初期治療が不十分
「初期治療」とは、インプラントの治療の前に行う治療です。たとえば、歯周病が治療されておらず歯茎が健康でない状態で、インプラントを埋め込めば、「インプラント周囲炎」を起こしやすくなります。インプラント周囲炎では、歯茎の炎症や痛みがひどくなり、放置しておくと歯茎の後退が進み、さらに悪化するとインプラントが脱落してしまいます。
■インプラントの埋め込み方が不適切
インプラントを埋め込む際、インプラントの位置や角度が適切ではない場合、骨結合がうまくいかず、インプラントが安定しないリスクが高くなります。
■咬合調整が不十分
噛み合わせの調整が適切に行われていない場合、インプラントに過度の力がかかってしまい、外れてしまうことがあります。
■日々のケアを怠っている
インプラントの周囲の清掃が十分に行われていない状態が続くことで、歯周病菌の増殖が進み、インプラント周囲炎が起こりやすくなります。
■歯科医院での定期的なメンテナンスを受けていない
歯科医院では患者さんが行う日常のケアでは行いにくいクリーニングを実施するとともに、お口の状態をより的確に診断することができます。こうした歯科医院のメンテナンスにより、インプラントとお口の中の環境は、より好適な状態を維持しやすくなります。
■喫煙や飲酒などの習慣がある
インプラントをしている方に喫煙はけっしておすすめできません。喫煙には血流を悪化させる作用があり、これによりインプラントの周囲の歯茎や骨の状態の悪化を進めるからです。また、手術前後の飲酒も体調不良を誘発したり、インプラントの結合を妨げたりする要因となるのでおすすめできません。
■持病がある
糖尿病、骨粗しょう症、心臓病、重度の歯周病などの持病ある患者さんが、インプラント治療を受けた場合、インプラントがうまく骨に定着せず、脱離したり、インプラント周囲炎を起こすリスクが高まることが知られています。このような持病がある場合には、かならず歯科医院に申し出るようにしてください。
インプラントがグラグラして外れそう、もしくは外れてしまった時は、再治療が必要となります。すぐに歯科医院へ相談しましょう。
再治療を受ける際、インプラントが外れた原因が何にあるかをしっかり振り返るようにしましょう。
もし医院側が原因である場合、担当した医師の技術不足に起因する可能性があります。同じ失敗を繰り返さないためには、技術と経験をしっかり積んだ歯科医院を選ぶことが重要となります。
患者さん側に原因がある場合でも、日常ケアについての指導やメンテナンスをより適切に行う歯科医院を選んで再治療を受けることをおすすめします。
噛み合わせに違和感があり、しっくりこないということは、一部の歯に過度な力がかかっている可能性があります。この状態が続くと、負担のかかっている歯が損傷しやすくなります。
オールオン4やインプラント治療を行う際には、噛み合わせの調整を入念に行い、噛んだ時に「違和感のない、しっくりくる状態」になっていることが重要です。この調整がうまくいかないと一部箇所に過度の負荷がかかり、以下のような症状が出るリスクが高まります。
治療直後から「噛み合わせがどうもしっくりこない」という場合は、治療時の噛み合わせ調整が適切に行われていない可能性があります。
治療後しばらくしてから違和感が出てきた場合には、何らかの問題が新たに発生している可能性があります。
いずれにしても、嚙み合わせの違和感が消えない場合には、早急に歯科医院に相談するようにしましょう。
インプラント治療の後、埋め込まれた人工歯周辺の歯茎が黒ずんで見えたり、歯茎が下がってインプラントの金属部分が露出したりするなど、治療をしたにもかかわらずむしろ見た目が悪くなってしまう場合があります。また、このような場合、見た目だけでなく、噛む機能にも影響をおよぼしている恐れがあります。
インプラント治療後に見た目が悪くなる原因としては次のような理由が考えられます。
インプラントの歯周組織に病原菌が増殖し、組織を侵食することでインプラント周囲炎が進行します。インプラント周囲炎を放置すると病原菌が顎骨まで達し、最終的にはインプラントが脱落してしまう恐れがあります。
手術直後にインプラントのネジ部分が見える場合は、インプラントを埋め込む位置が不適切である可能性が考えられます。また治療前の段階で、ネジ部分を覆うだけの歯肉の量がない可能性もあります。
見た目が悪化した場合、インプラント周囲炎を伴っているケースが多く、これを放置してしまうと、インプラントの状態がさらに悪化し、歯周組織の炎症が進行し、インプラントが抜け落ちてしまう場合もあります。また、痛みや不快感にも悩まされます。
当院では、セカンドオピニオンも受け付けています。
他院で受けられたインプラント治療についても、積極的にリカバリー治療を行っております。
噛み合わせや見た目などで気になること、最初に治療を受けた歯科医院では相談しにくいことなどがあれば、ぜひ当院にご相談ください。
当院のインプラント治療体制をご紹介します。
当院は、長期安定型の「欧米式」インプラント治療を実践しています。
欧米では、インプラント治療を 歯周病治療の専門家が担当 します。その理由は、歯を失う主な原因が歯周病だからというだけではありません。インプラント治療では、金属製の土台をあごの骨に埋め込むため、あごの骨がしっかりしていることが前提です。
歯周病は、あごの骨を溶かしてしまう病気です。歯周病で歯を失った方の多くは、インプラントを支えるのに十分な骨の量がありません。こういったケースでは、あごの骨を回復させる治療が必要です。そのためには、 歯周病治療に関する深い知識と経験が不可欠です 。
当院の理事長/院長・冨田尊志は、 日本歯周病学会の認定医 であり、ヨーロッパ歯周病学会でも発表を行うなど、国際的にも高い評価を受けています。歯周病治療の専門知識に加え、インプラント治療にも深い研鑽を積んでおり、難症例にも対応可能です。
インプラント治療をご検討中の方は、ぜひ当院にご相談ください。あなたのお口の健康を支える最適な治療をご提案いたします。
平成22年 | 日本歯科大学卒業 新潟大学医歯学総合病院 歯周病科入局 |
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平成26年 | 歯学博士号取得 北上尾歯科勤務医 |
平成27年 | 北上尾歯科副院長就任 |
平成29年 | ウニクス浦和美園歯科開院 |
インプラント治療には、外科手術を伴います。多くの歯科医院では、一般的な診療ユニットでインプラント手術を行っていますが、当院では、 専用のオペ室(手術室) を備えています。治療器具はしっかりと減菌され、安心して手術を受けていただけます。
一般的なインプラント手術では、術後の痛みや腫れがあります。また、抜歯してから人工歯を入れるまでの間、歯がなく不便な期間を過ごすことになります。
当院では、 安心して治療を受けていただけるよう、患者さんの負担の少ない術式 を取り入れています。
※症例によっては、これらの術式が適応できないこともあります。
一般的なインプラント手術では、歯肉を切開し、あごの骨にインプラントを埋め込みます。傷口が直るまで、通日の間は痛みや腫れが生じることがあります。当院では、 歯肉を切開せずにインプラントを埋め込む術式 「 フラップレス 」に対応しています。 一般的な術式に比べて傷口も小さく、痛みや腫れが軽減 されます。
一般的なインプラント手術では、埋め込んだインプラントが骨と結合し、安定してから人工歯を装着します。インプラントが安定するまでの数ヶ月間、患者さんは「 歯がない 」不便な生活を強いられます。当院では、手術当日に歯が入る術式「 抜歯即時荷重 」に対応しています。 手術の日から食事を楽しめます 。
※手術当日に入る人工歯は「仮歯」です。また、安定するまでの間は固いものを避けるなど食事制限があります。
インプラント治療には外科手術を伴います。「歯科恐怖症」の方にとっては、外科手術は大きなストレスになってしまいます。
当院では、「 睡眠無痛治療(静脈内鎮静法) 」に対応しています。鎮静剤を点滴で入れることで、患者さんはほぼ眠ったようになります。この間に手術を行います。痛みはもちろんのこと、恐怖を感じることもありません。ほとんどの場合、患者さんは手術中の記憶も残りません。
※睡眠無痛治療は、オプションとなります。興味のある方はご相談ください。
当院には 先進の精密機器 を導入し、積極的に治療に活用しています。インプラント治療では、CTによる精密な検査と、コンピュータを使ったシミュレーションにより、安全で精度の高い治療を実現しています。
あごの骨の中には重要な神経や血管が通っています。インプラント手術では、あごの骨に穴を開けて金属製のインプラントを埋め込みます。神経や血管を傷つけることがないように、「 CT 」による事前検査で骨の中の様子を正確に調べます。
CTで撮影したデータをコンピュータに取り込むことで、コンピュータの画面上で手術の シミュレーション を行います。 どのくらいの長さのインプラントを、どの位置に、どの角度で埋入すれば、安全に手術を行えるのかが一目でわかります 。
実際の手術の際は、コンピュータシミュレーションで作成したプラン通りに施術することで、安全に治療を進められます。
相談料、CT検査料、診断料は 無料 です。お気軽にご相談ください。
※各種オプションは含みません。
※デンタルローンは、金利5.8%、最大分割回数120回で計算しています。金額はあくまで目安であり、ご利用開始日の条件などによりご返済回数、最終返済額が増減する場合があります。
※保証は、当院で定期検診を受けている方を対象とします。
※保証で再治療を行う際、骨が少なくインプラントを入れるのが難しい場合、ブリッジまたは義歯で対応させていただくことがあります。
ストローマン のインプラントには、「 10年保証 」を付けています。将来的にインプラントの破損、脱離などが起こった場合、 無料で再治療を行います 。ただし、骨が少なくインプラントの再治療が難しい場合など、ブリッジまたは義歯で対応させていただくことがあります。また、保証には、 当院で定期検診を受けていただくなどの条件があります 。詳しくはお問い合わせください。
※AQBインプラントの保証期間は2年間となります。
その他のオプションや保証期間などについては、 料金表 のページもご覧ください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。