メリット・デメリットを詳しくご説明します
インプラント治療の特徴

- 天然歯に近い噛み心地
- 自然な見た目と美しさ
- 「もし外れたら…」という心配がない
メリット・デメリットを詳しくご説明します
歯を失った顎の骨に、チタン製の「インプラント体」を埋め込み、その上に「人工歯」を装着するのがインプラント治療です。噛み心地は天然歯に近く、ナチュラルな美しい見た目を実現します。
「入れ歯」や「ブリッジ」も、歯を失った際に行う治療の選択肢となりますが、大きな違いは外科処置が必要になることです。
外科処置と聞くと、「大がかりな処置を行うことになるのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが「想像していたよりも簡単に治療が済んだ」と感想を述べられる患者さんが多いです。
インプラントの治療では、チタンもしくはチタン合金が使われます。
チタンには生体親和性が高いという特徴があります。つまり、骨と直接結合しやすいのです。さらにチタンは強度が高く、耐久性もあるため、長期間の使用にも適応します。
しかし、必ずしも全ての方がチタンに対し、金属アレルギーを起こさないというわけではありません。治療後に異常が見られた場合は、皮膚科等でアレルギー検査を受けていただきます。
インプラントは、正しいケアによって10年以上使用可能と言われています。インプラントメーカーのノーベルバイオケア社の報告によると、40年以上継続して同じインプラントを使用していた患者さんの例もあります。
ただし、インプラントはインプラント周囲炎という、歯周病に似た症状を発症することがあるため、長期間使用を続けるために適切なケアを継続することが重要となります。
当院では、インプラント周囲炎を防ぐため、歯周病治療の専門家である理事長/院長がインプラント治療を担当します。定期的なメンテナンスで、長い間インプラントを使っていただける体制を確立しています。
当院では、次のような方にインプラント治療をおすすめしています。
その理由を以下にご説明します。
下記①~③のように、入れ歯やブリッジを敬遠される方が多くいらっしゃいます。
①入れ歯、ブリッジを使用していて、外れやすい等、機能面で限界を感じている方
②歯を失った患者さんで、入れ歯の見た目が心配な方
③ブリッジのために両隣の歯を削りたくないという方
もちろん、適切な治療法は患者さんのお口の状況により異なります。それでも「審美性」と「機能性」という点を重視すると、やはり、他の治療法よりもインプラントが優れています。
「日常生活の質を落としたくない」という方には、自信をもってインプラントをおすすめします。
インプラント治療では、顎の骨にインプラント体を埋め込む手術を行います。そのため、基本的には十分な顎の骨量がないと、インプラントを埋め込むことができません。
しかし当院では、骨量が少ない方でもインプラント治療ができるご提案が可能です。
他の歯科医院で「顎の骨量が少ない」と断られた方も、骨造成という治療法や、「All-on-4」という治療法(骨の量が十分にある部位に、インプラントを埋入する)等で、インプラントが可能となる場合があります。お気軽にお問い合わせください。
All-on-4とは
せっかくインプラント治療を受けたのなら、できるだけ長く使用したいものです。そのためには、埋入後のメンテナンスが大切です。
「インプラントを埋め込んだ後は、お口のケアは必要ないのでは?」と考えている方がいらっしゃいますが、これは大きな誤解です。歯周病に似たインプラント周囲炎という病気があり、このインプラント周囲炎が進行すると、最終的にはインプラントが抜け落ちてしまう恐れがあります。
インプラント周囲炎の予防のためにも、しっかりと口腔ケアを継続することをおすすめします。ご自身でのケアのほかに、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けていただき、お口の健康を保ちましょう。
インプラントメーカーは、世界各国に100以上あり、日本国内では、30社以上あると言われています。その中から、当院では次のメーカーを厳選しています。
「ストローマン」は、世界中の歯科医師から信頼を得ている世界シェア第1位のインプラントメーカーで、70か国以上で使用されています。
スイスのベルン大学が10年かけて行った臨床研究では、ストローマンインプラントの手術成功率は約97%、残存率は約98%という高い結果が報告されています。
当院では、ストローマンのインプラントに「10年保証」を付けています。
「AQBインプラント」は、国産のインプラントです。独自の「再結晶化ハイドロキシアパタイトコーティング技術」によって、骨組織と結合しやすく、短期間で強い固定力が得られます。短期間で噛める機能が回復できることから、多くの歯科医師から高い評価を受けています。
次に、インプラント、入れ歯、ブリッジについて、さまざまな視点から比較してみましょう。
インプラント ![]() | 入れ歯 ![]() | ブリッジ ![]() |
---|---|---|
◎ | △ | 〇 |
天然歯の噛む力を100%とした場合の比較です。
インプラントは約90%、ブリッジが約70%、入れ歯が約20%とされていて、インプラントが最も高い数値です。
インプラント ![]() | 入れ歯 ![]() | ブリッジ ![]() |
---|---|---|
◎ | △ | ◎ |
インプラントは、顎骨に人工歯根を埋入して、その上に人工歯を装着します。そのため、天然歯に近い使用感、フィット感があります。
入れ歯は異物感を感じることがあり、なかには嘔吐反射を引き起こす方もいます。総入れ歯は、長期間使用することにより、ズレや痛みを感じやすくなります。
ブリッジは、失った歯の両隣を支柱として支えるため、安定性が高いです。違和感や、痛みを感じることは、あまりありません。
インプラント ![]() | 入れ歯 ![]() | ブリッジ ![]() |
---|---|---|
◎ | △ | 〇 |
インプラントは、天然歯と同じようなケアが可能で、歯ブラシやフロスを使ったお手入れができます。
ブリッジは、歯ブラシが届きにくく、天然歯との隙間に食べかすが詰まりやすいです。
入れ歯は、専用のブラシと洗浄剤が必要です。また、入れ歯は食後に取り外してケアをする必要があります。
インプラント ![]() | 入れ歯 ![]() | ブリッジ ![]() |
---|---|---|
◎ | △ | △ |
インプラントは、周囲の歯に負荷がかかりません。
部分入れ歯は、健康な歯に「クラスプ」というバネをかけるため、構造上、支えとなる歯に大きな負荷がかかります。総入れ歯は、粘膜を支えにするため、周囲の歯に影響を与えません。
ブリッジは、治療する歯の両隣の歯を大きく削って支柱にするため、それらの歯に大きなダメージを与えます。
インプラント ![]() | 入れ歯 ![]() | ブリッジ ![]() |
---|---|---|
◎ | △ | 〇 |
インプラントは、ご希望に沿った歯の色や形を選ぶことが可能です。
ブリッジや入れ歯は、保険適用内の治療の場合は、銀歯や金属部品が使われ、目立ちやすいです。より自然な、天然歯のような見た目に近づけたい場合は、保険適用外の素材を使用することとなります。
インプラント ![]() | 入れ歯 ![]() | ブリッジ ![]() |
---|---|---|
△ | 〇 | 〇 |
インプラント治療は保険が適用されません。そのため、全額自己負担となり、他の治療に比べて高額です。
入れ歯やブリッジは、保険適用内であれば、比較的低コストで治療を受けることが可能です。見た目や機能性を重要視したいという場合には、保険適用外の治療を選択することができますが、その分費用が増えます。
インプラント ![]() | 入れ歯 ![]() | ブリッジ ![]() |
---|---|---|
必要 | 不要 | 不要 |
インプラントは、手術が必要です。「顎骨に直接穴を開けて、人工歯根を埋め込む」という外科手術を行います。
入れ歯やブリッジは、手術は不要です。
インプラント ![]() | 入れ歯 ![]() | ブリッジ ![]() |
---|---|---|
◎ | △ | 〇 |
治療後も、継続して定期メンテナンスを受けることで、インプラントは10年以上使用できます。
入れ歯は、約3年で損傷することが多く、5年ごとに作り直すことが推奨されています。
入れ歯と比べると、ブリッジそのものは長持ちすることが多いですが、支柱として使われる歯にリスクがあり、他の歯よりも折れやすく、虫歯になりやすいです。
まずは、患者さんのご要望、お気持ちを伺い、お口の状態を把握します。納得のいく治療をご提供するには、患者さんとのコミュニケーションは不可欠です。
そのうえで、最適な治療をご提案させていただきます。当院では、お見積りまでは費用をいただいておりません。どんなことでも構いませんので、安心してご相談ください。
CT撮影を行い、インプラントを埋め込む部位の骨量、骨質を綿密に確認していきます。一般的なお口の検査も行い、虫歯や歯周病がないかを調べます。
また、嚙み合わせの状態の確認や問診を行い、全身の健康状態についてお伺いします。
CT画像やレントゲン画像などの検査結果をもとに、これらの撮影画像を見ながら、私たちが提案できる最適な治療の方針と具体的な内容について詳しくご説明します。
治療期間や具体的な費用のお見積りについてもご説明します。
口腔環境を整えるために必要な治療を行います。インプラント治療の結果をよりよいものにするためにも、術前の治療を済ませておくことが重要となります。
虫歯や歯周病がある場合には、インプラント手術を行う前にきちんと治療します。また、骨量が足りない場合には、ここで骨を増やす治療を行う場合もあります。
歯肉を切開し、骨に穴を開けてインプラントを埋め込みます。当院では、安全にインプラント治療を行えるよう、事前にコンピュータシミュレーションを使って手術プランを作成します。
手術が苦手、怖いという方には、眠っている間に治療を終える「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」というオプションも用意しています。お気軽にご相談ください。
最終的な人工歯を歯科技工士が作製します。インプラントの安定が確認できてから、人工歯を装着します。人工歯は、審美性に優れた「ジルコニア」や、金属製で割れる心配のない「セミゴールド」などを用意しています。
治療の後も、歯周病に似た「インプラント周囲炎」を予防するためのお手入れが欠かせません。
長い期間インプラントを維持するために、定期的に来院してメンテナンスを受けていただきます。
どのようなリスクがありますか?
インプラントを埋入する際、適切な位置、方向、深度で埋め込むよう細心の注意を払う必要があります。誤った位置にインプラント埋入してしまうと、上顎の副鼻腔や下顎の血管、神経を傷つけるリスクもあるためです。そのため、当院では手術前に、CTスキャンなど使用した精密検査を行い、リスクを最小限に抑えます。
また、専用のシミュレーションソフトを活用し、詳細な計画に沿って手術を行います。
治療の際、痛みを伴うのでしょうか?
インプラントの埋入手術の際は、局所麻酔を使用するため、鎮痛効果によって、手術中に痛みを感じることはありません。
また当院では、「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」に対応しています。
静脈内鎮静法は、静脈に鎮静薬を点滴することによって、患者さんはリラックスした状態になり、痛みや恐怖を感じることなく手術が受けられます。
治療期間は「歯がない状態」で過ごさないといけませんか?
一般的な術式では、インプラントを入れる手術を行ってから人工歯を装着するまでの間は歯がありません。しかし、適応症例は限定されますが、手術の当日に仮歯が入る「即時荷重」などの術式も対応可能です。詳しくはご相談ください。
治療を受けられる年齢制限はありますか?
インプラント治療は、顎の骨に人工歯根を埋入するため、骨が成長中の10代の方には適用できません。
年齢の上限については、顎の成長が止まる20歳以降であれば制限はありません。
手術後は、仕事や学校を休んだ方がよいでしょうか?
ほとんどの方の場合は、手術の翌日から普段通りの生活を送っていただけるのですが、手術を受けた当日は、激しい運動を避けて、安静に過ごしていただきます。お風呂もシャワーなどで済ませた方がよいでしょう。
静脈内鎮静法を使用して手術を行った場合は、手術当日はお車の運転はできません。公共交通をご利用いただくか、ご本人以外の方による送迎をお願いしております。
タバコは治療に良くないのでしょうか? また、どのような影響がありますか?
喫煙は、インプラント治療に悪影響を及ぼします。というのも、タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させ、血液や酸素の循環を悪化させてしまう作用があるからです。また、喫煙で抵抗力が低下することによって感染リスクが高まり、治癒が遅れる恐れもあります。
さらに喫煙には、インプラントの寿命(生存率)そのものを縮めてしまうリスクがあります。
当院のインプラント治療体制をご紹介します。
当院は、長期安定型の「欧米式」インプラント治療を実践しています。
欧米では、インプラント治療を 歯周病治療の専門家が担当 します。その理由は、歯を失う主な原因が歯周病だからというだけではありません。インプラント治療では、金属製の土台をあごの骨に埋め込むため、あごの骨がしっかりしていることが前提です。
歯周病は、あごの骨を溶かしてしまう病気です。歯周病で歯を失った方の多くは、インプラントを支えるのに十分な骨の量がありません。こういったケースでは、あごの骨を回復させる治療が必要です。そのためには、 歯周病治療に関する深い知識と経験が不可欠です 。
当院の理事長/院長・冨田尊志は、 日本歯周病学会の認定医 であり、ヨーロッパ歯周病学会でも発表を行うなど、国際的にも高い評価を受けています。歯周病治療の専門知識に加え、インプラント治療にも深い研鑽を積んでおり、難症例にも対応可能です。
インプラント治療をご検討中の方は、ぜひ当院にご相談ください。あなたのお口の健康を支える最適な治療をご提案いたします。
平成22年 | 日本歯科大学卒業 新潟大学医歯学総合病院 歯周病科入局 |
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平成26年 | 歯学博士号取得 北上尾歯科勤務医 |
平成27年 | 北上尾歯科副院長就任 |
平成29年 | ウニクス浦和美園歯科開院 |
インプラント治療には、外科手術を伴います。多くの歯科医院では、一般的な診療ユニットでインプラント手術を行っていますが、当院では、 専用のオペ室(手術室) を備えています。治療器具はしっかりと減菌され、安心して手術を受けていただけます。
一般的なインプラント手術では、術後の痛みや腫れがあります。また、抜歯してから人工歯を入れるまでの間、歯がなく不便な期間を過ごすことになります。
当院では、 安心して治療を受けていただけるよう、患者さんの負担の少ない術式 を取り入れています。
※症例によっては、これらの術式が適応できないこともあります。
一般的なインプラント手術では、歯肉を切開し、あごの骨にインプラントを埋め込みます。傷口が直るまで、通日の間は痛みや腫れが生じることがあります。当院では、 歯肉を切開せずにインプラントを埋め込む術式 「 フラップレス 」に対応しています。 一般的な術式に比べて傷口も小さく、痛みや腫れが軽減 されます。
一般的なインプラント手術では、埋め込んだインプラントが骨と結合し、安定してから人工歯を装着します。インプラントが安定するまでの数ヶ月間、患者さんは「 歯がない 」不便な生活を強いられます。当院では、手術当日に歯が入る術式「 抜歯即時荷重 」に対応しています。 手術の日から食事を楽しめます 。
※手術当日に入る人工歯は「仮歯」です。また、安定するまでの間は固いものを避けるなど食事制限があります。
インプラント治療には外科手術を伴います。「歯科恐怖症」の方にとっては、外科手術は大きなストレスになってしまいます。
当院では、「 睡眠無痛治療(静脈内鎮静法) 」に対応しています。鎮静剤を点滴で入れることで、患者さんはほぼ眠ったようになります。この間に手術を行います。痛みはもちろんのこと、恐怖を感じることもありません。ほとんどの場合、患者さんは手術中の記憶も残りません。
※睡眠無痛治療は、オプションとなります。興味のある方はご相談ください。
当院には 先進の精密機器 を導入し、積極的に治療に活用しています。インプラント治療では、CTによる精密な検査と、コンピュータを使ったシミュレーションにより、安全で精度の高い治療を実現しています。
あごの骨の中には重要な神経や血管が通っています。インプラント手術では、あごの骨に穴を開けて金属製のインプラントを埋め込みます。神経や血管を傷つけることがないように、「 CT 」による事前検査で骨の中の様子を正確に調べます。
CTで撮影したデータをコンピュータに取り込むことで、コンピュータの画面上で手術の シミュレーション を行います。 どのくらいの長さのインプラントを、どの位置に、どの角度で埋入すれば、安全に手術を行えるのかが一目でわかります 。
実際の手術の際は、コンピュータシミュレーションで作成したプラン通りに施術することで、安全に治療を進められます。
相談料、CT検査料、診断料は 無料 です。お気軽にご相談ください。
※各種オプションは含みません。
※デンタルローンは、金利5.8%、最大分割回数120回で計算しています。金額はあくまで目安であり、ご利用開始日の条件などによりご返済回数、最終返済額が増減する場合があります。
※保証は、当院で定期検診を受けている方を対象とします。
※保証で再治療を行う際、骨が少なくインプラントを入れるのが難しい場合、ブリッジまたは義歯で対応させていただくことがあります。
ストローマン のインプラントには、「 10年保証 」を付けています。将来的にインプラントの破損、脱離などが起こった場合、 無料で再治療を行います 。ただし、骨が少なくインプラントの再治療が難しい場合など、ブリッジまたは義歯で対応させていただくことがあります。また、保証には、 当院で定期検診を受けていただくなどの条件があります 。詳しくはお問い合わせください。
※AQBインプラントの保証期間は2年間となります。
その他のオプションや保証期間などについては、 料金表 のページもご覧ください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。