歯科治療後痛いのは歯医者が下手だから???虫歯はあっても痛くないの?
2017年04月11日
桜も満開で歯医者に行くより外出したい季節になりましたね。
桜特有のいい匂いで春を感じますがあの匂い、
実はクマリンという植物の生育を阻害する毒(人間には無害)
の匂いなんだそうです。
毒を放出し、他の植物を殺すことで他の植物に栄養を取られな
いようにしているとのことで知らなかったなーと桜に対しての
イメージが少し怖くなりました 笑
知らなかったなーということは日常レベルでもいくつもあります。
歯科で挙げると「歯科治療した後は歯が痛くなる」ということです。
治ってるはずなのになんで痛くなるの?と思われますが、
そもそも歯って虫歯ができて痛むわけではないんです。
お口の痛みには大きく分けて、歯の神経への刺激の痛み、
歯の周りの歯茎や骨の痛み、の2パターンがあります。
虫歯は歯が黒くなる、穴が空くという特徴がありますが
虫歯自体には痛みを出す効果は実はありません。
こんなひどい虫歯でも痛まない場合も多いです
手足など他の部分の神経には冷たい、あったかい、触った感覚等
様々な神経がありますが歯の神経には痛みを感じる神経しかないため、
物理的な理由で神経に刺激が伝わりやすい(歯が磨り減っていたり、
かけていたり、ヒビが入っていたり)と虫歯がなくても冷たいもの、
あったかいものがお口に入っただけでしみる、痛い、という症状が出ます。
虫歯治療をした後は虫歯を取り切る、ということで今までで
1番歯の神経の近くまで刺激があるため、大なり小なり痛みが出る可能性が高い、
ということなのです。
言い方を変えると虫歯で痛くなっている場合は神経まで穴が空き
ダメになっている場合が多く、神経がダメになると歯の寿命は
著しく短くなってしまうため、症状がないうちに虫歯治療を行うことが
歯の寿命を長くする秘訣です。
ウニクス浦和美園歯科では定期的な検診にも重点を置いています。
虫歯の早期発見をして歯の寿命を保ちましょう★